空飛ぶクルマは、どのようなものなのでしょうか。
国土交通省航空局は、空飛ぶクルマについて「明確な定義はないが、『電動』『自動(操縦)』『垂直離着陸』がひとつのイメージ」と提示しています。
海外では、垂直方向の離陸・着陸が特徴のモビリティです。
実は、日本では2018年から、「空の移動革命に向けた官民協議会」で、経済産業省や国土交通省と民間企業、大学などが空飛ぶクルマの実用化に向けて議論をしていました。
大阪・関西万博ではエアタクシーサービスが提供される
空飛ぶクルマは2025年に開かれる大阪・関西万博で「エアタクシー」として、導入される予定です。
会場と周辺の空港や大阪市内などを結ぶ8つの路線で、1時間20便程度の運航を目指しています。
下記が運航予定の8区間です。
- (1)大阪市内
- (2)大阪湾岸部
- (3)伊丹空港
- (4)神戸空港
- (5)関西国際空港
- (6)神戸市内
- (7)淡路島
- (8)京都・伊勢志摩
空飛ぶクルマは人が乗れるドローンがイメージ
空飛ぶクルマは「自動車」というより、巨大なドローンというイメージです。
クルマ=車ではないということでしょうか。
ラサール石井さんが「公道走れるの?」と疑問を持たれていましたが、確かに国民的アニメのドラ〇〇ンに出てくる、空飛ぶクルマとは違いますね。
来年2月に飛行実験が行われる
大阪府の吉村知事から、2023年2月に国内初の有人実証飛行が行われると発表がありました。
大阪城公園の敷地内で、一人乗りの機体を使用し、離着陸などの確認が行われます。
あと4か月後には、「空飛ぶクルマ」が人を乗せて飛ぶんですね。
しかし、シンガポールではすでに、人を乗せた実証運転が始まっているようですね。
日本でも、大阪・関西万博のときに、空飛ぶクルマに乗るという体験をぜひしてみたいですね。
空飛ぶクルマは2025年の大阪・関西万博での来場者輸送で実用化を目指しています。
閉幕後は、他のイベントや、輸送手段などで運用される日も遠くないかもしれません。
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